コロナ禍に中国長期出張に行った話 上海・帰国編
コロナ禍のこの時期に、中国長期出張に行ってきたので思い出をまとめておこうと思います。
長期の海外生活自体も初めてでしたしコロナ禍のこの時期の海外渡航履歴ということで結構珍しい体験だったと思うので、未来の自分が思い出して懐かしむためにメモを残しておこうという魂胆です。
期間は2021年の11月5日から2022年1月30日までの87日間で、中国の上海と河南省鄭州市というところに行ってきました。
上海での生活
最近の上海はコロナ感染が広がっているようですが、私が上海にいた頃は感染者数ほぼゼロで、コロナにかかるリスクみたいなものは全く意識しない生活を送ることができていました。
上海に移動してすぐにPCR検査を受ける指示がありましたが、それ以外は帰国用にPCR検査を受けるだけで済みました。
上海での生活で一番衝撃を受けたのが、歩道を普通にバイクが走っていることです。 Uber Eats的な宅配サービスは上海でもかなり流行っており、その配達員のバイクが普通に歩道を走っていました。 上海では携帯をいじりながら歩くのは危険です。前から後ろからバイクが普通に走ってくるので周囲をしっかり見回しながら通行する必要があるので注意が必要です。
上海での観光
夜景
やはり上海といえば浦東地区の夜景です。
上海タワーを見上げる側の夜景も好きなのですが、上海タワーに背を向けた夜景も実はかなり綺麗です。
なんというかこう、ヨーロッパ感(行ったことないけど)を感じます。 めちゃくちゃかっこいい街並みです。
食事
世紀大道駅にある、たくさんのお店が集まっているフードコートのような観光名所がかなり面白かったです。 上海は中国の中心点であり、中国全土からさまざまな食が集まってきます。 フードコートでは中国各地のグルメを楽しむことができます。 また、内装がかなり凝っていて、日本でいう昭和レトロな感じの世界観が再現されています。
いろんな料理がある中で、ビャンビャン麺という料理が美味しかったです。 漢字の表記がかなり衝撃的です。味は結構優しい味で、スパイシーに飽きてきたらお勧め。
なお、このフードコートと同じ建物の中にしゃぶしゃぶ温野菜やラーメンの一風堂なんかもあります。 日本人としては心が安らぐ瞬間。
豫園
上海観光では忘れてはいけないのが豫園。 特に観光したタイミングが旧正月付近ということもあり専用の飾り付けがされていたようで、かなり荘厳でした。その分、人もかなり多くて久しぶりの密感を感じました。一番混んでいたところは満員電車のような混雑具合で足の踏み場もない感じでした。 当時は上海ではコロナは広がっていなかったので大丈夫だったのでしょうが今はちょっと難しいだろうな。
上海は今コロナの流行で大変なことになっていると聞いているので、1日も早く元に戻って正常化することを祈っています。
帰国編
最後にちょっとだけ帰国編。 私たちが帰国したのは1/30でした。成田空港に到着し、PCR検査のためにかなりの時間待たされたりして大変でした。空港に着いたのが17時、解放されてホテルに着いたのが0時ごろでした。PCR検査受けて、結果出るのを待って、色々と手続きして7時間くらいかかりました。
その後、当時は帰国後7日間の自主隔離が必要だったので、成田空港近くのアパホテルに宿泊しました。 日本の自主隔離は中国の強制隔離とは異なり、ご飯の買い物などのために外に出ること自体は可能でした。 アパホテルが悪いわけではないですが、日本のビジネスホテルは狭いので、ここで中国式の強制隔離で外に出られないとかだと割と発狂するなと思ったので外に出る自由があってよかったです。
その後7日間隔離が完了し、2/7に無事帰宅することができました。
コロナ禍の海外長期出張ということでかなり大変ではありましたが、なんとか無事帰ってくることができて本当によかったです。 コロナが落ち着いたら今度は奥さんと一緒に上海に観光に行きたいと思います。