ITと哲学と

IT系エンジニアによる技術と哲学のお話。

ちはやふる下の句を見てきた(ネタバレあり)

ちはやふる下の句を見てきました。 上の句がかなり面白かったので、結構期待して下の句も鑑賞してきました。 ネタバレあります。 結構楽しかったです。 上の句でもそうでしたが、映画が始まって最初の方はなんとなくあまり乗れず、楽しめないかなーと思って…

CloudWatchにおけるEC2のStatusCheckについて

EC2の一覧画面に行くと、StatusCheck 2/2 checks passedとか書かれているのですが、それってなんなの?ということで調べてみた。 クリックするとSystem Status ChecksとInstance Status Checksの二つがそれぞれ成功したというふうに書かれている。 ではそれ…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(本番編〜その5)

RTO RTOとは、Recovery Time Objectiveの略であり、復旧目標時間を指します。 インシデント発生後に復旧されるまでの時間のことです。 RPOはRecovery Point Objectiveの略であり、復旧目標地点です。 インシデント発生後に復旧する際に、復旧できる点を示し…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(本番編〜その4)

OECDプライバシーガイドラインについて 下記のガイドラインについての内容。 課外授業 プライバシー保護のあれこれ|プライバシーマーク制度 講座|よくわかる プライバシーマーク制度 原則名と説明が正しく対応しているものを選ぶ問題。 個人情報の定義につ…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(本番編〜その3)

クロスサイトスクリプティングについて 不正なスクリプトを実行させる攻撃のことを指す。 入力項目に入れる値を工夫して、DBに命令をうまいこと送る攻撃はSQLインジェクションだし、 大量のパケットを送り付けてネットワークトラフィックを高める攻撃はDos攻…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(本番編〜その2)

BYODセキュリティリスクについて BYODは従業員が私的に保有する端末を持ち込んで業務に利用することを指す。 これはセキュリティ設定などが所有者個人に任された場合にセキュリティリスクになる IDSの説明 IDSとはサーバやネットワークへの侵入を検知するシ…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(本番編〜その1)

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきました。 手元に実際の問題もあることですし、復習も兼ねて解説でも地味にしていこうかと思います。 午前問題は全部で50問で、すべて4択です。 午後問題は大問が3問で、選択式です。 午後問題は長いので思い出し…

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた(事前準備編)

仕事柄セキュリティに携わっていることもあり、基本情報処理技術者試験などを行っているIAPから今年新設された「情報セキュリティマネジメント試験」なるものを受けてきました。 受験地は大阪の電気通信大で結構な人数が受けていました。 なんとなーく周りの…

AWSの認定試験2つ取ってみた

仕事上AWSを使うことが増えており、どうせなのでお勉強がてら資格を取ってみた。 Solution architect associate とりあえずAWSのサービスでどんなものがあって、どんなことができるかはすべて押さえてみた。 サービスの名前と、それらがどんなことを叶えてく…

AWS Cloud Roadshow

AWS

KeyNote1 普及期に来たクラウド。安心して企業に導入するためのポイント 去年は大阪で1000人のエントリ。今回は1300人を超えるエントリ。 クラウドとはIT利用の新しい形 キャズムを超えて普及期に入ったAWS=>2014年時点で25%の企業が利用中 Amazonのサービス…

コードネーム U.N.C.L.E見ました

コードネームU.N.C.L.E見ました。 あ、テレビ版は見たことないです。 結構面白かった! 一番良かったシーンはソロがワインを飲みながらボートを眺めてるあのシーンですねw 船の光がカメラの方に向いて強まるたびに、笑ってしまいました。 しかも裏で流れてい…

デザインパターンと共に学ぶオブジェクト指向のこころ 第6章

Facadeパターン Facadeとは見せかけという意味の単語です。 このパターンは複雑な既存システムを自分たちのプロダクトとうまく連携させるための方法を示しています。 複雑な既存システムを簡潔に呼び出せるようなインタフェースを用意するというパターンです…

デザインパターンと共に学ぶオブジェクト指向のこころ001

第1章:オブジェクト指向パラダイム オブジェクト指向を説明するために手続き的な方法とオブジェクト指向を対比して解説をしています。 オブジェクト指向以前のパラダイムであった手続き的な方法は機能分解と表現されており、機能に着目して メソッドを分解…

DDD本を第2部まで読んでみて

ここまで読んでみて現場の業務でよく使われているDDD的な語彙をカバーすることがある程度できたように感じています。 エンティティやリポジトリなど設計の上で出てくるユビキタス言語を実感を持って理解できるようになったかなと感じています。 本文の中でも…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第7章)

DDD

DDDの実践例 この章では貨物輸送会社のためのソフトウェアを例に挙げてDDDの実践例を示している。 気になった箇所を抜粋して考えてみる。 ドメインを隔離する:アプリケーションの導入 アプリケーションクラスは調停役であり、調停役は自分で出した質問に対す…

CloudSearchのインデックスフィールド設定について

はじめに CloudSearchはAWSが提供しているクラウドサービスの一種で、SESとかSQSなどとともにApplication Servicesに分類されるサービスです。 フルマネージドなサービスで、検索機能を提供してくれます。 CloudSearchには検索ドメインという単位があり、検…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第6章-3)

DDD

リポジトリ DBに格納されているオブジェクトを取ってきてインスタンスを作るということはパッと見た感じ新規にオブジェクトを作っているように映るかもしれないが、ドメインモデルとして考えるとそれは既に存在するオブジェクトであり、新規作成ではない。 …

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第6章-2)

DDD

ファクトリ オブジェクトの作成をどこの責務にするべきか? オブジェクトは作成された後に用途にあった様々な責務を持つ。 自分自身を作成するということはオブジェクトのライフサイクルの一番最初にはあるが、それ以降は出てこない。 責務はカプセル化して…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第6章-1)

DDD

ドメインオブジェクトのライフサイクル 全てのオブジェクトにはライフサイクルがあり、また他のオブジェクトとの関連もある。 あるオブジェクトが消えるときは他のオブジェクトも同時に消えなくてはいけなかったり、あるオブジェクトが作成されたタイミング…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第5章)

関連 関連を扱いやすくする方法は以下の3つの通り * 関連をたどる方向を強制する * 限定子を付与して多重度を減らす * 本質的ではない関連を除去する 関係の方向性が双方向にあるということは、それぞれのオブジェクトが存在するときにのみその挙動が把握で…

ギャラクシー街道を見ました。

ギャラクシー街道を見ました。感想を書こうと思います。ちなみにネタバレ含む長文です。 最初に結論から言うと、二度と三谷幸喜の作品は見ないと思います。 まとめ PC的にとか言いたくないけど、差別的な要素が強すぎて不快 登場人物の考えていることが理解…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第2部 第4章)

ドメインを隔離する うちの現場でも採用されているレイヤー化アーキテクチャについての章。 プロダクトをUI層、アプリケーション層、ドメイン層、インフラストラクチャ層の4つに分けている。 上の層は下の層にただ一方的に参照を行うことができる。 このよ…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第1部第3章)

モデルと実装を結びつける ドメインモデルを持たないプロジェクトは知識のかみ砕きとコミュニケーションによる恩恵を受けることができない。 モデルを初期段階でのみ作成しモデルとコードとの結びつきを維持していないプロジェクトはモデルがだんだんと的外…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第1部第2章)

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいます。 第1章第2部のまとめと感想をつらつらと書きます。 感想は斜体で書いてみてます。 コミュニケーションと言語の使い方 ユビキタス言語の重要性についてが語られている。 それぞれ異なる背景を持った開発…

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいる(第1章 第1部)

エリックエヴァンスのドメイン駆動設計を読んでいます。 第1章第1部のまとめと感想をつらつらと書きます。 エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計作者: Eric Evans出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2013/11/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件)…

DDDについて勉強をしてみようと思う

今取り組んでいるプロジェクトではDDDで設計してScalaを書いて、スクラムな開発をしているわけですが、なにぶん学ぶことが多い。 学ぶことが多すぎてしんどくなってきたので楽しみながら一歩ずつ進もうと思う。 そのためには目に見える形で成果を積み上げて…

ブログを始めてみようと思う

ブログを始めてみようと思います。 内容は、技術的なこととか少しだけ映画について書こうと思います。 技術はクラウドとかScalaとかDDDとかに興味があります。 映画はCHEFとバクマン。が最近はよかったです。