ITと哲学と

IT系エンジニアによる技術と哲学のお話。

CloudWatchにおけるEC2のStatusCheckについて

EC2の一覧画面に行くと、StatusCheck 2/2 checks passedとか書かれているのですが、それってなんなの?ということで調べてみた。

クリックするとSystem Status ChecksとInstance Status Checksの二つがそれぞれ成功したというふうに書かれている。

ではそれらは何なのか?そしてそれらが失敗していたらどうしたらいいのか?をいかにまとめてみた。

System Status Checks

物理的なホストで問題が生じた場合、System Status Checkに失敗する。 EC2を提供する端末のハードウェアの問題とかソフトウェアの問題。 このエラーが出た場合は、EC2インスタンスを一度停止して起動し直すことで解決出来る。 インスタンスは停止して起動すると別の物理端末上でホストされることになるので、 問題が生じたホスト以外のホストで起動し直すことができるからだ。

Instance Status Checks

VM自体の問題が生じた場合、Instance Status Checksに失敗する。 要するにEC2インスタンス自体のこと。 インスタンス自体で問題が起きているので、この問題が起きた場合はアプリケーションの設定を見直したり、 インスタンスを再起動することで解決出来る。

なのでもしもこれらのStatusCheckに失敗していたら、まず落ち着いてどちらの原因で失敗しているかを確認し、 Systemの方なら停止=>起動で、Instanceの方なら再起動をするということをまずは試してみましょう。