ITと哲学と

IT系エンジニアによる技術と哲学のお話。

AWS Cloud Roadshow

KeyNote1 普及期に来たクラウド。安心して企業に導入するためのポイント

去年は大阪で1000人のエントリ。今回は1300人を超えるエントリ。

クラウドとはIT利用の新しい形

キャズムを超えて普及期に入ったAWS=>2014年時点で25%の企業が利用中

Amazonのサービスを以下の観点から支えるために生まれたのがAWS

  • スケール
  • スピード
  • UX

AWSと同じことはやろうと思えば自前でもできる。 でも皆さんのやりたいことはそんなことじゃないはず。=>「価値をお客様に届ける」ことにAWSの顧客を集中させる

クラウドに踏み出せない方々の声

ICT白書によるとクラウドサービスを利用しない理由として以下の3つがよく挙げられる。

  • 必要がない(今のままで回ってるし業務)
  • セキュリティに不安(どうなの?)
  • クラウドへの移行コスト(どうなの?)

必要がないと思う人たちへ

2つのアプローチでAWSの利用を促進している。

カイゼン的アプローチ

御社のITを楽に早く安く実現できますよ

イノベーション的アプローチ

今までできなかったことができるようになりますよ

例えばソラコム

ソラコムはAWSを使ってフルクラウドな通信事業基盤を作っているので、他の通信事業者よりも格安なSIMが提供できている。 =>AWSを使うことで安くサービスが提供できるようになった。

セキュリティに不安を感じている人たちへ

導入後企業の多くがクラウド化することでセキュリティが向上するという感想を持つことが多いことがアンケートで分かっている。

なぜ?

災害対応などのために冗長化は必須だが自社でやろうとすると複数のDC契約して、それぞれを管理するというのはとっても面倒だし大変。

脆弱性対応のパッチをAWSのエンジニアが当ててくれるので早期対応ができ、自分でやる必要がない。

第三者認証もこれだけのものを自社で取得するのは大変だ。

移行コストが大変と思っている人たちへ

VPCを使って閉域網を構築できるし、専用物理サーバーを提供することもAWSではできるようになった。 すぐに試せる仕組みがあるので、とりあえず試してみましょうよ。

AWSのソリューションアーキテクトや多数のパートナーがお手伝いできます。

最後に

なぜクラウドにするとコストが下がるのか?

Sony銀行の公開している資料で詳しく説明がされているのでオススメ。

クラウドは失敗のコストを低減できる

オンプレミスでハードウェア買ってとかやってたら失敗した時に大きな損失につながる。

クラウドであれば最小限のコストで済む。

失敗のコストが下がれば挑戦のコストが下がるのでビジネスを加速させることができる!