ITと哲学と

IT系エンジニアによる技術と哲学のお話。

2019アーバンデータチャレンジ京都 in NDL関西に参加した話

地域課題解決を目的としたオープンデータの利活用を目的として、自治体が企画するコンテストであるアーバンデータチャレンジ2019への応募を目指したイベントである、アーバンデータチャレンジ京都に参加してきた。

2019/11/9に1日かかりでアイディアソンを実施し、2019/12/7にハッカソンが実施されるスケジュール。 アイディアソン終了後のハッカソン開催日までの1カ月間は好きに開発すすめてくださいねーという感じのイベントだった。

ハッカソンでは各チームが色々と事前準備をしてきていたので、最終的なアウトプットはどのチームもすごかった。

アイディアソンの様子。 2019アーバンデータチャレンジ京都 in 関西館 | NDLラボ

うちのチームのピッチ。 https://lab.ndl.go.jp/dataset/UDC2019/ideathon1_MyPlace.pdf

うちのチームはWebアプリを作った。 リポジトリはこちら。 https://github.com/masamasah/my_place

参加した経緯

今期の個人的な目標として、なんしかモノとしてアウトプットするところまでもっていきたいというものがあり、取り組むテーマを探していたところ、たまたま見つけた。 でもなんか一人で参加するのいややなーと思っていたので誰か誘ってみようと思った。

普段から仲の良い同僚から勉強したいけど何作ったらいいかわからず手が止まってしまうという相談を受けていたこともあり、ちょうどいいかもということで誘って3人で参加した。

アイディアソン

まずは自治体が提供しているオープンデータの説明があった。 いろんな種類があって正直すべてを覚えてはいないけど、国会図書館ということもあってかなり興味深いデータがあることがわかった。

これらのデータを活用してどんな地域課題が解決できるか?をブレストしてアイディアだしし、出てきたアイディアをクラスタリングして、各クラスタに興味のある人たちがあつまってチームを形成した。

チームに分かれてからはチームごとにアイディアをブラッシュアップして、ハッカソンで作るべきものの青写真を作った。

ハッカソンまでの過ごし方

もともと開発の勉強がしたいというモチベーションで集まった3人なので、ハッカソン当日までに集まって開発をすすめた。

普段の業務では一人チームで開発しているので、チーム開発ができたことが個人的には凄く楽しかった。

全体的な足回り(インフラ系とか開発環境とか)の整備とPythonでのWebAPI提供を主担当し、Angularでの画面開発なんかも行った。

チーム3人で開発の勉強がしたいということで合意できていたので、成果物を追い求めるというよりは、技術的な解説や不明点の深堀など、知識習得に重きを置いて進めることができた。

ハッカソン当日

学び

ペアプロするうえでは大きいモニタが必須。13インチのMacbook airでは限界がある。

説明することで学びが深まるので、良い機会だった。 普段の業務でもチーム開発がしたくなった。

今回は開発を学びたいという目的でチームが合意できていたが、ペアプロを進めるうえでは方向性を合意しておくことは大事かもしれない。 細かいことは置いといて開発進めようぜ!ってならなくて良かった。 ここの認識があっていないとチームがギスギスしたりするのかな?と思った。

課題

学びが目的であったが、それでも最後のほうはモノとして整えるために急ぐことになった。 もうすこし余裕をもって進められたよかったなぁと反省。 これによって最後のほうは全員が全員理解して進める構造にならないケースがあった気がする。

他のチームのアイディアや実装はかなりユニークなものもあり、もっともっと発想を飛ばせるといいなぁと思った。